ちちんぷいぷい木曜日の好きなコーナー「昔の人は偉かった」の近畿『湯治場巡り』。第15章となる今回は『和歌山編』。温泉処である和歌山を代表する温泉の一つ「日本三美人の湯」で有名な『湯龍神温泉』を目指す旅。350~400kmという長い長居道のりを、恐らく来年の夏くらいまでかけて歩くという過酷な旅です。今回は第20回(20日目)。
前回のゴール、新宮市「熊野速玉大社」から、約19km先の次の目的地である新宮市熊野川町「熊野川温泉」を目指す2人。AM7:30スタート。
冬にかき氷!? 一年中営業するかき氷店
氷の卸業として開業54年。
自家製の純氷(じゅんぴょう)で作るかき氷が美味しいと人気のお店。
かき氷は一年中食べれます。
●スイカ氷 200円
インスタ映えする!と大人気のメニュー。
メロンとイチゴ味♪
●清見オレンジ+練乳 450円
人気ナンバー1メニュー♪
●清見オレンジ 400円
(出典:食べログ)
●じゃばら氷 450円
質の良い古座川の清流の水を3日かけてエアーで混ぜながら作る硬い氷を薄く削ることで、「キーン」と頭に来ないかき氷ができるそうです。
白装束で火祭り!?御燈祭り
神倉山の中腹に位置する神倉神社。
1193年、源頼朝が寄進したと言われる。
538段もの石段があり、角度がかなり急。一番きつい所で40度もあるそうです。
毎年2月6日に行われる「御燈祭り(おとうまつり」が有名。
白装束に荒縄を締めた約2000人の男たちが、暗闇のなか松明を片手に538段もの急峻な石段を駆け下りる神倉神社(熊野速玉大社の摂社)の例祭。
1400年もの歴史があり、全国に伝わる数多くの火祭の中で、もっとも勇壮な炎の祭典と言われており、その雄姿を一目見ようと全国から数多くの観光客が訪れる。
ゴトビキ岩
熊野三山(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)の神々が降り立ったと言われる神聖な岩。神倉神社のご神体。
神倉神社から熊野速玉大社に神様が移ったということで、熊野速玉大社を「新宮」、神倉神社を「元宮」と呼ぶそうです。
9:40、神倉神社を後に、街を歩いていると河田アナのファンに遭遇。
なんと河田アナが朝の情報番組で毎週「クリームパンの被り物」をしていた時からのファンなんだそうです。(河田アナは当時31歳。だいぶ迷子になっていた時期、なんだそうですよ(^^;)
スタートから約2.4km、熊野川が見えてきました。
熊野川は熊野詣における「川の参詣道」とも呼ばれていたそうです。(熊野本宮大社から熊野速玉大社までの間は道が険しく、上皇や貴族、お金持ちの商人などは小舟を使って熊野川を下っていた。庶民は歩き。)
江戸時代から熊野周辺は林業が盛んになり、木材を運ぶいかだ流しが行われるようになる。
その頃、川沿いには「川原家(かわらや)」と呼ばれる組み立て式の商店が数多く店を構えていたそうです。(増水時には解体、水が引くと再び出店)
国道168号線は交通量が多く、途中から歩道もなく危ないので、特別に船頭さんにお願いして渡し舟で対岸の三重県へ。三重県を約9km歩く。
歩くこと約2時間で和歌山へ戻るため、再び渡し舟。
「道の駅 瀞峡街道 熊野川」から「権現川原」までの全長約16kmの『熊野川舟下り』をちょっと体験。「新宮市観光ガイドの会」のガイドさんに200mだけガイドしてもらってました。
午前便:10:00~ / 午後便:14:30~(完全予約制)
料金:大人3900円、子供(4歳~小学生)2000円(どちらも税込)
かあちゃんの店
(出典:食べログ)
店内には地元のお母さんの手作りの商品が並ぶ。
(出典:食べログ)
●かあちゃん弁当 800円(税込)
今回の昼食となった「かあちゃんの店」で販売しているお弁当。
●忠度もち 550円(税込)
1144年に現:新宮市熊野川町で生まれた武将 平清盛の異母兄弟「平忠度」から命名。
かなりの人気商品で、午前中には売れてしまうんだとか。
15:45、熊の川温泉に到着。
里山に囲まれた露天風呂
新宮市の山あいにある日帰り温泉施設。
●入浴料:大人500円、子供250円
効能:神経痛、筋肉痛、慢性消化器病など
(出典:新宮市観光協会)
1995年に「宿泊温泉施設」としてオープン。
2011年、台風12号で甚大な被害を受け一時休業を余儀なくされる。
2014年、「日帰り温泉施設」として復活。
次回は「川湯温泉」を目指すそうです!
放送局:MBS
放送時間:月~金 13:55~
木曜コーナー:「昔の人は偉かった」近畿 湯治場巡り・和歌山編~美人の湯『竜神温泉を目指せ』
出演者:「くっすん」こと楠雄二朗、河田アナ