ちちんぷいぷい木曜日の好きなコーナー「昔の人は偉かった」の近畿『湯治場巡り』。第15章となる今回は『和歌山編』。温泉処である和歌山を代表する温泉の一つ「日本三美人の湯」で有名な『湯龍神温泉』を目指す旅。350~400kmという長い長居道のりを、恐らく来年の夏くらいまでかけて歩くという過酷な旅です。今回は第8回(8日目)。
和歌山・世界遺産の神社で開催「ニワトリが闘う祭り」?
前回のゴール、日高郡みなべ町「みなべ温泉」から、約14km先の次の目的地である田辺市「利三郎温泉」を目指す2人。AM8:00スタート。
紀州備長炭「山本製炭所」
平成25年創業の製炭所。昔ながらの製法で備長炭を作っている。
「備中屋 長衛門」から「備長炭」と名付けられたそうです。
紀州備長炭は、普通の炭より火力と燃焼時間が翌、江戸時代から高級品として扱われています。
◎いい備長炭の見分け方:炭の硬さや表面・断面の状態で質の良し悪しの判断をする
原木には堅いウバメガシなどカシ類の木を使う。
紀州備長炭の製造は1~2週間を要する。
住所:不明
TEL:不明
高山寺
飛鳥時代創建。
合気道の創始者、植芝盛平の墓所がある。
◎植芝盛平(1883~1969):合気道の創始者。和歌山県田辺市出身
大正9年「植芝塾」を開設。独自の武道「合気武術」を生み出す。昭和17年に名前を「合気道」に変えた。
合気道愛好者は全国に100万人以上。
田辺市では5校の中学校で合気道が授業に取り入れられている。
合気道は130か国以上で親しまれている。海外から田辺市まで学びに来る人も。田辺市では過去2回も世界大会が開催されたそうです。
また、高山寺では週3日合気道教室が開かれるそうです。
ここでランチタイム。
宝来寿司
昭和8年創業。
あがら丼:田辺市の飲食店11軒が地元食材を使い考えたご当地グルメ。「あがら」とは「自分たち」という意味。
●かつおと釜揚げしらすのづけ丼ずし:税込1080円(河田アナ)
●ふっくら太刀魚丼:税込972円(くっすん)
(出典:食べログ)
熊野トラベル
熊野古道をモチーフにしたTシャツやグッズを販売。
今年8月オープン。外国人観光客向けに旅行のサポートを行っている。
鬪鷄神社
419年創建。
2016年10月に世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に追加登録された神社。通称「権現さん」。
武蔵坊弁慶の父と伝えられる「湛増(たんぞう)」。
紀伊半島南部を拠点とした熊野水軍の長で、壇ノ浦の戦い(1185年壇ノ浦(現在の山口県下関市)で行われた源氏と平氏の最後の合戦)で源氏と平氏のどちらに味方するかを闘鶏で決めた。(紅白の鶏を7羽ずつ用意して戦わせた)
湛増:平安時代の僧侶。紀伊半島南部を拠点とした熊野水軍の長
武蔵坊弁慶:平安時代の僧兵。田辺市出身。源義経に仕えた怪力無双の荒法師。
▽湛増弁慶の像
弁慶まつり:毎年10月に開催。闘鶏の話を再現した演劇が行われる。
利三郎温泉「ガーデンホテルハナヨ」
昭和62年創業、利三郎温泉を引く唯一のホテル。(民宿が休業し、現在はこのホテルのみ)地元の方は田辺温泉と呼ぶことも。
◎利三郎温泉:昭和37年、発掘業を営む中嶋利三郎さんが掘り当てた温泉
筋肉痛・神経痛・冷え性などに効果があるとされる
※宿泊者のみ利用可
海のすぐそばにある温泉で、耳を澄ますと波の音が聞こえるそうです。
◎宿泊料:おひとり 10,800円(税込)~ ※1泊2食付き
こちらは客室の一例。
(出典:楽天トラベル)
住所:和歌山県田辺市文里(海岸通り)2-36-40 ≫ MAP
TEL:0739-26-0874
チェックイン:16:00~20:00
チェックアウト:~10:00
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放送局:MBS
放送時間:月~金 13:55~
木曜コーナー:「昔の人は偉かった」近畿 湯治場巡り・和歌山編~美人の湯『竜神温泉を目指せ』
出演者:「くっすん」こと楠雄二朗、河田アナ