ちちんぷいぷい木曜日の好きなコーナー「昔の人は偉かった」の近畿『湯治場巡り』。第15章となる今回は『和歌山編』。温泉処である和歌山を代表する温泉の一つ「日本三美人の湯」で有名な『湯龍神温泉』を目指す旅。350~400kmという長い長居道のりを、恐らく来年の夏くらいまでかけて歩くという過酷な旅です。今回は第4回(4日目)。
湯治場巡り汗だくのお地蔵様?&城の中にある絶景風呂
前回のゴール、有田郡湯浅にある“紀州のかくれ湯”「栖原温泉」からスタート。「湯浅温泉 湯浅城」を通過し、次の温泉「みなべ温泉」を目指す2人。今回の放送ではスタートから13km先の「延命山地蔵寺」がゴール。
栖原温泉から歩くこと2km。重要伝統的建造物群保存地区へ。
湯浅町の「重要伝統的建造物群保存地区」は東西約400m、南北約280m、面積が約6.3ヘクタールに及び、平成18年文化庁から国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されました。
熊野古道の宿場町として栄え、江戸時代以降、醤油醸造業を中心に栄えました。湯浅町は醤油発祥の地と呼ばれています。
金山寺味噌も有名。
金山寺味噌:鎌倉時代の僧侶・覚心が中国の金山寺で味噌の製造方法を教わり、湯浅周辺で広めたとされる。発酵の際に生じる上澄み液を改良し、湯浅で醤油が誕生したとのこと。
1841年創業の醤油醸造元。創業当時からずっと同じ蔵で醸造しているそうです。
最短で1年半、3年かける醤油も。
最盛期の江戸時代には湯浅町に約100軒の醸造蔵があった。現在は4軒。江戸時代から変わらぬ手法で醤油作りをしている蔵のは角長だけだそうです。
昭和57年 当初国民宿舎として建てられ、現在は民間企業が営業。
1泊2食付:中学生以上8541円~
日帰り入浴:中学生以上500円、小学生250円
湯浅城:1143年 湯浅宗重によって築城。城跡は少し離れた場所にあります。山城なので実際は天守閣はなかったのではないかということです。
1階が大浴場、5階の天守閣にも上がれるそうです。
(出典:楽天トラベル)
昭和37年に発見された温泉。
泉質:アルカリ性単純硫黄冷鉱泉
(筋肉痛・関節痛・冷え性などに効果があるとされる)
13:45、ランチタイム。
自家製カツカレー:850円(税込)
湯浅名物しらす丼:700円(税込)
湯浅湾で獲れたしらすが食べれるそうです。醤油は角長さんの醤油なんだとか。
1854年に発生した安政の大地震(安政南海地震:紀伊半島沖震源・マグニチュード8.4)の濱口梧陵の偉業と精神、教訓を学び受け継いでゆくための資料館。
住所:和歌山県有田郡広川町広671
TEL:0737-64-1760
営業時間:10:00~17:00(最終入館:16:00)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)
HP:こちら
再び熊野古道(紀伊路)へ。
鎌倉時代に創建されたと伝わるお寺。
事前に連絡すれば拝観可能だそうですが・・・調べてみましたが、電話番号がわかりません(^^;
鎌倉時代の作で寄木造り。顔の辺りが汗をかいているような感じになっているお地蔵さま。
鹿ヶ瀬峠で苦しむ旅人の背中を押し、汗をかくほど必死に助けたと伝わるそうです。
住所:和歌山県有田郡広川町河瀬
次回は熊野古道の難所「鹿ヶ瀬峠(標高約350m)」を越えるそうです。目的地は「みなべ温泉」。写真から調べてみるとどうやら『料理宿 朝日楼』に行くようです。
明治6年創業の老舗料理店の味が楽しめる宿。
↓は2016年5月にリニューアルした和洋室。
(出典:楽天トラベル)
紀州三良泉の一つとして名高い「みなべ温泉」はお肌をスベスベにする「美人の湯」。
源泉名:梅ヶ丘温泉
泉質:ナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉
(出典:楽天トラベル)
住所:和歌山県日高郡みなべ町埴田1589-2 ≫ MAP
TEL:0739-72-5000
総客数:25室
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放送局:MBS
放送時間:月~金 13:55~
木曜コーナー:「昔の人は偉かった」近畿 湯治場巡り・和歌山編~美人の湯『竜神温泉を目指せ』
出演者:「くっすん」こと楠雄二朗、河田アナ