2016年5月16日から約6ヶ月間もの間、JR西日本が行わってきた武田尾『(国鉄)JR福知山線廃線敷』の安全対策工事が無事完了。
リニューアル?オープンして11月15日から一般公開しました。
秋の紅葉シーズンに合わしたかのようなオープン、紅葉狩りも兼ねて早速「廃線敷ハイキング」に行ってきました!
前回行った時のルートは、「JR宝塚駅⇒JR武田尾駅⇒廃線敷ハイキングコース⇒JR生瀬駅」のコースを歩きました。
今回は前回とは逆ルート、JR生瀬駅スタート⇒JR武田尾駅ゴール、のルートをハイキングしてきました。
今回は、
『工事の前と後で、どのように変わったか?』
を中心にレポートしたいと思います。
今回は動画も少し撮ってみました。
それでは本編スタートです。
■スタート・JR福知山線「生瀬駅」
2016年11月20日(日)08:30頃、生瀬駅に到着しました。
結構早く着いたつもりでしたが、結構な数の人が生瀬駅で降りました。廃線敷跡のニュースをテレビで観たのかな?
生瀬駅から出発する場合、途中にトイレがないので駅で済ませておきましょう。
(トイレはJR武田尾駅の近くまで行かないとありません。今回の工事でトイレ設置工事もするのかと思いきや、トイレは全然増えてませんでした。)
飲み物やお弁当を購入するなら、生瀬駅前のコンビニ?「co-op mini(コープ・ミニ)」しかありません。お酒も売ってます。
ただ、営業時間が 9:00~22:00 なので、あまり朝早く着いちゃうと営業してません。
僕ならハイシーズンだけでも営業時間を早めるけどなぁ~。商売下手ですね^^;
この日も朝が少し早過ぎて、営業時間外。敷物買おうと思ってたけど、店が開いてないので仕方なく諦めました。
「co-op mini(コープ・ミニ)」を左手に見て、少し下りの道をどんどん歩き、トンネルを抜けます。
少しすると国道176号線の「西宝橋南詰」交差点に出るので左折します。
「福知山・三田」方向に176号線の歩道を歩きます。
同じ「JR福知山廃線敷ハイキング」を目的とした人がたくさん歩いているので間違えることはないです^^
観光地として整備していくという話でしたが、案内看板がなかなか出てきません。
やっと出てきたと思ったら、間違ったみたいで不細工な修正・・・ドンマイ。
この案内看板を信じるなら、JR生瀬駅から廃線敷入口まで1.7kmのようです。
更に進むと横断歩道が見えてきます。
実はこれを右に渡って、道を下っていくと「JR福知山廃線敷」の入口が見えてきます。
(前回、JR武田尾駅スタートの時はその坂を上がってきました。)
ただ、ここに出ている案内看板では「横断歩道を渡らずに直進」となっていたので案内に従ってみることに。
少し歩くと「木ノ元」というバス停が出てきます。
ここの横断歩道は「押しボタン式信号」があります。なるほど、ここは安全に渡れるから推奨しているのですね。
横断歩道を渡ると少し大きな「橋」が見えてきます。
橋を渡ると遠ざかる気がしたのですが、前を歩く人が橋を渡ったので一緒になって渡ってみました。
橋を渡ると下るどころか住宅街の方に上がっていきます。この時点でハッキリ間違いに気づきました。
間違う人が多いのでしょうね。近所のおばちゃん達が正しい道を案内してくれてました。(迷惑してるんしょうね^^;)
「バス停からの正しい道」
横断歩道を渡って、すぐ右にある下り坂の小路に入る。(橋の手前にあります。)
小路から少し大きめの道に出たら右折して、川(武庫川)の方に向かいます。
またまた狭い下りの道が見えてきますので、下ってから左折。「JR福知山廃線敷」の入口があります。
■JR福知山廃線敷ハイキングコース
入口の注意事項が書かれた看板も綺麗になってました。
前は連絡先なんて書いてなかったんですが、ちゃんと書いてあります。
連絡先:西宮市役所公園緑地課(0798-35-3613)
(before)
(after)
ここからハイキングコースの終点までの距離は全長4.7kmだそうです。
終点から武田尾駅まで少し距離があるので、生瀬駅からだと7kmってとこですね。
最初の橋。
なんということでしょう!ボロボロだった橋がお洒落で綺麗な橋に生まれ変わっています!
(before)
(after)
道を歩くともう一つ前との違いを発見!
河側の鐵柵が補強されています。これで隙間も狭まり安全ですね。
錆び付いたままなのはわざとなんでしょうね。
(before)
(after)
前に来た時は新緑でしたが、今回は紅葉。
落ち葉がいい感じです。
少し歩くともう一つ橋が出てきます。
橋は基本的に全て新しく綺麗にしたようですね。
(before)
(after)
武庫川の渓流がいい感じのハイキングコースで廃線に興味がなくても飽きが来ないいいコースです。
そうこうしているうちに最初のトンネル。
トンネルは明治時代に作られたそうで、レンガがレトロ感を演出してくれてます。
トンネルの中は照明・ライトが一切ないので真っ暗です。本当に何も見えません。懐中電灯があると便利ですが、スマホのライトでも足元が見えるので大丈夫です。
入口に枕木で作ったベンチがありました。こんなのも前はなく、枕木はただただ壁に立て掛けてらていました。
前はボコボコで歩きにくかったのですが、ちゃんと歩きやすいように足場を均してくれていました。
ちょっと綺麗にし過ぎ?な感じもしますが^^;
トンネルの出口が見えてくると何故か嬉しい^^
トンネルによっては思った以上に長いのがありますよ♪
工事する前は足元を常に気にして歩かなければ危なかったですが、溝なんかも安全にしてくれてます。子供も安心してハイキングできます。
どんどん進みます。景観は様々なバリエーションがあって楽しいです♪右手側が岩、左手側はレンガの壁、ここ好きだなぁ~(^^♪
やり過ぎた安全対策。こういう安全対策はちょっと興醒めしてしまいます^^; これは別に危なくないから柵で塞がなくても良かったのでは?
こういう安全対策はいいですね♪ 国鉄時代、線路の整備中に電車が来たら通過するまでここで避けたりしたのかな?
ここからの眺めいいですよ♪
そうこうしていると次のトンネル。森の中の廃線トンネルって感じでいいですね。
ここも歩きやすく砂利が敷かれて均されていました。他にもいくつかトンネルがありますが、全て歩きやすくなってました。
トンネル内の照明の無い真っ暗なところでも枕木はありましたが、見事に砂利で段差を無くしています。凄いですねぇ~
まずは鉄橋を目指して歩いていましたが、その間はあまり紅葉!って感じはないです。
たまに見付けるとテンションが上がりました♪
トンネルとかに置きっぱなしになってた枕木がまとめられていました。今後何かに使うのかな?
3つ目のトンネルを抜けると武田尾廃線敷ハイキングコースの見所の一つ「鉄橋」があります。
鉄橋を渡れるようにしたのは良いのですが、色は鉄橋に合わして欲しかったなぁ~。ちょっと綺麗過ぎですね^^;
(before)
(after)
工事前は↓を渡ってました。工事の後は柵をしてで通れなくなってました。
鉄橋を渡り終わって、振り向いてパシャ。やっぱり画になりますね。
鉄橋の次のトンネルを抜けると紅葉や景観が綺麗なエリアに入ります。
紅葉と緑が綺麗です。こういう画になるスポットがたくさんあります^^
晴れてたらめっちゃ綺麗です♪残念ながら曇りでイマイチでした^^;
新しく作ったガードレールの場所もあります。趣がないですね。せめて色を合わして欲しかった^^;
展望広場を抜けると案内板があります。トイレはまだまだ先です。
「親水広場」への道。紅葉が綺麗でした。結構もみじの葉が落ちていたので紅葉の見頃はもう少し前だったのかもしれません^^;
河原に降りれます。ここでお弁当食べたりしたら気持ちいいですよ♪
最後のトンネル。トンネルはどれもちょっとずつ雰囲気が違います。
廃線敷ハイキングコースのゴール。武田尾駅から来たらスタートです。
前回春に来た時も工事してましたが、まだ河原と道の工事がしてました。何してるんだろ?
■ゴール・JR福知山線「武田尾駅」
廃線敷ハイキングコースをゴールしてからも武田尾駅まで1kmくらい歩きます。
自動車でやって来る人も多いようで、路上駐車している車が多い!駐車場もありますが、少ないので電車で行った方がいいですよ。
JR武田尾駅の近くの駐車場「宝塚市立武田尾駅前有料駐車場」はほとんどが定期契約らしく、一時預かりは少ないそうです。
1週間前から予約ができるらしいので、どうしても車で行きたい場合は電話で予約しておくといいと思います。
TEL:0797-91-0245
写真を撮りながらゆっくり歩きましたが、3時間弱でゴールできました。
次回は春の桜シーズンに行ってみようと思います♪
≫春だ!桜だ!武田尾廃線敷ハイキングに行ってきました♪【前編】
≫春だ!桜だ!武田尾廃線敷ハイキングに行ってきました♪【後編】
≫【安全対策工事前】武田尾スタートの旧JR福知山線廃線敷ハイキングコース