お盆は和歌山県和歌山市の実家に帰省。
酷暑の中、せっかくだからと日前宮をお参りしてきました。
高校生まで和歌山市内に住んでいたのに、実は一度も行ったことがありませんでした。
和歌山では有名だし、車で横は何度も通ってるし、名前は知っていたのですが、子供の頃は全く興味なかったもんで^^;
日前宮の駐車場は神橋から鳥居に向かう右側に入口があります。
ちなみに駐車場代は200円ですが、参拝の場合は無料です。
電車の場合は「わかやま電鉄・貴志川線」の日前宮駅で下車。駅から神宮はすぐ近くです。
車を駐車してとりあえず、神橋から渡ろうと戻ったのですが、そこで初めて日前宮が2つの神宮から成っていることを知りました。
「官幣大社 日前神宮」
「官幣大社 國懸神宮」
両社とも紀伊国一宮なのはわかりますが、「國懸」はなんて読むの?
こういうのは気になるのですぐネットで調べてみました。
すると思いもよらない事実が判明!
それは「國懸神宮」ではなく「日前神宮」の方。
「日前神宮」って「にちぜんじんぐう」じゃなく「ひのくまじんぐう」って読むとのこと!!
ちなみに「國懸神宮」は「くにかかすじんぐう」と読むそうです。
これも普通読めないですね^^;
この二社を合わせて「日前宮」、これは普通に「にちぜんぐう」って読むそうです。
う~ん、ややこしい^^;
【日前神宮】
祭神:日前大神(ひのくまのおおかみ)
相殿:思兼命(おもいかねのみこと)・石凝姥命(いしこりどめのみこと)
【國懸神宮】
祭神:國懸大神(くにかかすのおおかみ)
相殿:玉祖命(たまおやのみこと)・明立天御影命(あけたつあめのみかげのみこと)・鈿女命(うづめのみこと)
ここで注目は「思兼命(おもいかねのみこと)」。
あの天照大神が天岩戸に隠れてしまわれた際、諸神に知恵を授けて天照大神を岩戸より出されたことで有名な神様で「知恵の神様」「学問の神様」として崇められています。
受験生などは是非お参りされると良いと思います。
まずは手水舎(てみずや)。
手水は禊(みそぎ)の簡略化ですので必ず行いましょうね。
普通は、
1.左手を清める
2.右手を清める
3.口をすすぐ
4.柄杓の柄を洗い流す
が手順ですが、日前宮は「井戸水を使っています。手を洗う程度にしてください。」と書いてあったので「3.口をすすぐ」は省略させていただきました。
いつもは先に参拝してから御朱印をいただくのですが、「先に受付へお越しください」と立て札があったので先に社務所へ伺いました。
参拝している間にご朱印をしてくださります。
神域はいつ来ても好きですが、日前宮は森がいい感じで好きです。
木々が多く、暑さも緩和されてました。
二社の間にいくつかの摂社・末社があります。
気になったのが末社「市戎神社」です。
祭神は蛭子神(ひるこのかみ)。
心の底から商売繁盛を祈願しておきました。
よろしくお願いします。
参拝が終わり、社務所へ戻るとご朱印ができてました。
美しいご朱印ですね。
暑い中お参りしてよかったです。
今まで帰省した時は家でゴロゴロ、食事時間になると外食というのが定番でしたが、これからはどこか一箇所はお参りして帰ろうと思います。
とりあえず、まずは三社参りの残り2社「竈山神社(かまやまじんじゃ)」と「伊太祁曽神社(いたきそじんじゃ)」かな?
日前宮
〒640-8322 和歌山市秋月365
TEL:073-471-3730