関西にもかなりグランピング施設が増えましたが、2017年10月7日(土)大阪・舞洲に誕生したグランピング施設『パームガーデン舞洲』では高級キャンピントレーラー「エアストリーム」を関西初導入!気になったもんで実際宿泊してきましたので詳しくご紹介したいと思います(^^)/
パームガーデン舞洲「エアストリーム」
▽エアストリーム目次
こちらがパームガーデン舞洲のMAPです。≫ PDF版のMAPはこちら
パームガーデン舞洲の宿泊施設は全てトレーラーハウスとなっています。マップの真ん中あたり、「A-1」~「A-12」と灰色でナンバーリングされているのが「エアストリーム」(12台)です。青色と黄色はエアストリームではない「トレーラーハウス」で合わせて10台。赤色と緑色は2017年12月にオープンする予定のトレーラーハウスです。将来的にはエアストリーム以外のトレーラーハウスは合計18台となるそうです。
受付(レセプション)棟からグランピングエリアへ。
左サイドが「エアストリーム」のエリアとなっています。
エアストリームエリアの入口に「エアストリームの歴史」の紹介がありました。
読めないと思うので書き起こししておきます。興味のあるかはどうぞ(^^)/
エアストリーム(Airstream)とは、アメリカ合衆国、オハイオ州のジャクソン・センターで製造される高級キャンピングトレーラーのブランドです。
エアストリーム社の起源は、ウォーリー・バイアムが1920年代終わりのロサンゼルスで少年時代に見た幌馬車(ほろばしゃ)を改良してキャンピングトレーラーを作ろうと、裏庭で自作したことにはじまります。彼は、1936年にエアストリーム・クリッパー(Airstream Clipper)を世に送り出し、このキャンピングトレーラーのデザインは、現在に続く流線形フォルムとアルミ材で出来たボディーの原型となりました。
空気抵抗が少なく軽量な特徴をPRするため、自転車で引ける事を証明し、世間の注目を浴びました!!
第二次世界大戦中、大半の国民は娯楽旅行を楽しむ余裕が無く、また軍需産業を除く一般産業は大変なアルミニウム不足に直面していました。大戦終了後、程なく経済は活況を取り戻し、国民の娯楽旅行への関心は再び戻ってきましたが、戦前400社以上存在したキャンピングトレーラー製造業者のうち、1936年時点で大恐慌を乗り切ったのはエアストリーム社ただ1社のみでした。バイアムの会社は1948年に生産を再開し、1952年にはジャクソン・センターの新工場を建設しました。
エアストリーム社は1936年以来アルミの外装をリベットで留めるというスタイルを一貫してきました。時代を超越した斬新なデザインのため、1970年頃までほとんどモデル・チェンジを行っていません。
現在エアストリーム社は、年間約2,000台のキャンピングトレーラーとキャンピングカーを生産しています。
当施設ではエアストリームの素晴らしさを肌で体験していただくため1953年から2006年までの幅広い年代のエアストリームを12台設置しております!!
ヴィンテージ物のエアストリームには、このように年代を表記した看板が付いてます。
「A-2(1953年)」「A-4(1979年)」「A-6(1966年)」の3台がビンテージのエアストリームです。世界でも稀有なエアストリームで、当時の雰囲気そのまま体験してもらうためにリノベーション等をしていないため、客室内装・トイレ・シャワールーム等に若干の劣化があるそうですが、滅多にお目にかかれないエアストリームに泊まれるのは貴重な体験ですね!
▽1953年製造のエアストリーム【A-2】
今回宿泊したエアストリームは「A-11.OLD ORCHARD」。ビンテージより大きいですね!
エアストリームの中を見る前に、まずはウッドデッキをご紹介。
バーベキューを楽しめるスペース。ソファーとテーブル、BBQグリル(夕食付の場合)があります。
BBQグリルと吸殻入れ。エアストリーム内は禁煙ですが、ウッドデッキではタバコが吸えます。
さて、エアストリームの中へ。
こちらがエアストリーム内部の見取り図(一例)です。
(出典:https://www.hotelwbf.com/palmgarden/)
エアストリーム内は土足厳禁。入口で靴を脱いでスリッパに履き替えます。
入口入って正面にソファーベッドがあります。クッションが4つあり、白いクッションはフワフワで気持ち良かったです♪ ゆっくり寛げるスペースです。
入ってすぐ右手にテレビがあります。
もちろんちゃんと映ります!少し高い位置に設置されているので、ソファに寝転がりながら観るのにちょうど良かったりします。
入口入ってすぐ左側はキッチンスペース。カウンターと椅子が2脚、そしてここにもクッションが置いてります。クッション多いな!
台所は2槽シンク。(窓の開閉はできません)
使わない時は蓋ができます。
ポットにコーヒー、日本茶、コーヒーカップなどがあるのでご自由にどうぞ(^^)/
コンロは使用不可になっていましたが、電子レンジは使えます。素泊まりの場合は大活躍しそうですね。
他にも備え付け機材で使用不可になっているのがありました。こちらのオーブンも使用不可でした。使えそうに見えたんですけどね(^^;
冷蔵庫はかなり大きく、かなりの容量。
冷蔵の方には、ペットボトルの水がサービスで入っていました。
こちらが冷凍庫。結構入るのでスーパーやコンビニでアイスクリームとか買い出ししたり、持ち込みするのもいいですよ(^^)/
一番奥がベッドルームとなっています。2人でゆったり寝れるクイーンサイズくらいの大きなベッドです!
マットレスは結構厚め!ちょっと固めですが、気持ちよく眠れました(^^♪
アメリカ製なのでユニットバスみたいなのかな?と思っていたら、トイレとシャワーはちゃんと別々に分かれていました。
こちらがトイレと洗面所。
水洗トイレで足元のペダルを踏むと水が流れます。
トイレットペーパーどこかな?と思ったら、洗面所の下の扉を開けたらありました!
洗面台にはドライヤーとアメニティがあります。
歯ブラシ、綿棒、コットン、そして体をゴシゴシ洗えるボディタオル。
洗面台の右手にシャワールームがあります。広くはないですが、1人で使う分には十分の広さ。腰を掛けるところもありますよ。
ちゃんとシャンプーとコンディショナーが別々になってます。
ちなみにタオルは大小1人1枚ずつ。写真は2人分です。バスタオルもフェイスタオルも水をよく吸ってくれて使い心地が良かったです(^^♪
洗面所の対面にクローゼットがあります。ジャケットやジャンパーなどのアウターなんかを収納するのに便利です。ハンガーは4つ用意されてました。
エアストリーム内の照明の位置がこちら。(黄色のシールが貼られているところ)
照明のスイッチをオン・オフするのは全て個別になているので、全部電気をつけちゃうと消すのが大変です(^^;
電源コンセントはリビングやベッドルームなどに幾つかありますが、同時に充電するならタップがたくさんある延長コードを持参すると便利です。
エアストリーム内にはエアコンがあるので、夏は涼しく、冬でも温かく過ごすことができます!
窓の開閉はできませんが、空気清浄機があるのでエアストリーム内は常に快適な空間です(^^♪
≫≫ エアストリームに宿泊!『パームガーデン舞洲』グランピング満喫しました!【1】
≫≫ エアストリームに宿泊!『パームガーデン舞洲』グランピング満喫しました!【2】
▽ パームガーデン舞洲』目次はこちら
≫ 受付
≫ エアストリーム
≫ トレーラーハウス
≫ スーパー銭湯「上方温泉 一休」
≫ BBQ(バーベキュー)
≫ 日帰りBBQ
≫ Bar「PALM TREE」
≫ 朝食
≫ 感想・まとめ
住所:大阪市此花区北港緑地 2-3-57
TEL:06‐6465‐4690
駐車場:56台
【日帰りBBQ】144席(24ブロック×6名※最大8名まで)
≫ 日帰りBBQを予約する
【宿泊】
≫ エアストリーム:12台(2~3名)
≫ トレーラーハウス:18台(2名用4台、8名迄用14台)
※2名用を含め8台は準備中。現在は10台のみ稼働しています。