和歌山の実家に寄ったついでに、うどん屋「つるとんたん」で有名なカトープレジャーグループが運営する岸和田の天然温泉の温浴施設・牛滝温泉「いよやかの郷」に行ってきました。
カトープレジャーグループと言えば、他にも「るり溪温泉」や「有馬街道温泉 すずらんの湯」などのスパ(温浴施設)を運営する他、ホテルや旅館など様々な施設運営を行っている企業です。
*「牛滝温泉 いよやかの郷」は2019年2月28日に営業終了。現在、カメリヤ・プランニング運営「牛滝温泉 四季まつり」として営業(宿泊施設は7/1~)。
牛滝温泉 いよやかの郷
駐車場
阪和自動車道・岸和田ICから山の奥地へ。道幅が狭い道をかなり走ると到着。
温泉本館の前の駐車場は宿泊者専用で、日帰り入浴の場合は少し離れた「第一駐車場」を利用します。
第一駐車場から温泉本館まで歩くと少し距離があるので大変ですが、無料のシャトルバスが随時走っているので便利です。
「ド」が付くくらい田舎の駐車場なのに、入庫から1時間を過ぎると有料です^^;
本館で3000円以上お金を使うと1日無料になりますので、食事をしたら間違いなくクリアしますが、ただただお風呂に入って帰るとなると駐車料金が別途必要となります。
入庫1時間:無料
入庫2時間:200円
入庫2時間以降30分毎:+100円
1日最大:1000円
本館で入浴料含む3000円以上の精算:1日無料
ちゃんと帰りもシャトルバスが送ってくれます。シャトルバスの「呼出しボタン」があるので押しましょう^^
レストラン『山桜桃庵(ゆすらあん)』
「るり溪温泉」や「有馬街道温泉 すずらんの湯」もそうですが、牛滝温泉「いよやかの郷」のレストランも「つるとんたん」と同等レベルの食事が楽しめるので満足度は高いです(^^♪
中は結構広く、テーブル間が広めにとっているのでゆったりとしています。
うどんはもちろん、単品料理や一品料理もいいですがオススメはお膳物「いよやか膳」。
お造り・天ぷら・牛小鍋、などが付いて税抜1980円。ご飯は「じゃこご飯」か「炊込みご飯」から選べるし、”おかわり”もできます!おかわりすればどちらも食べれますよ(^^)/
デザートもめっちゃ美味しそうで食べたかったのですが、「いよやか膳」がかなりのボリュームでお腹いっぱいになり泣く泣く断念…
営業時間:
[平日]11:00~21:00(L.O.20:30)
[土日祝]11:00~22:00(L.O.21:30)
※8月は全日11:00~22:00
▼朝食バイキング
営業時間:7:00~10:00(最終受付9:30)
料金(税別):大人(中学生以上)1200円、小人(3歳~小学生)600円
天然温泉
食事の後に少し川沿いを散歩。これから暖かくなってくるともっと気持ちいいでしょうね♪
本館の入口入ってすぐの所にある「券売機」で購入した入浴券を温泉前の受付で渡します。レンタルタオル(150円)の場合はこの受付でタオルを受け取ります。
↓券売機
↓入浴受付
温泉入口にこんな看板がありました。レンタルタオルは前は無料だったみたいですね。(宿泊・宴会利用の場合は無料)
靴を下駄箱に預けます。100円硬貨は不要です。
ロッカーは立方体タイプ。こちらも100円硬貨は不要です。
ちなみに「男湯」「女湯」は日替わりだそうです。この日の男湯は『すこやか』、女湯は『うつくし』でした。
泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素泉(高張性・中性・低温泉)
特筆すべきは「溶存物質」。温泉として認められる基準値「1,000mg/kg以上」をはるかに超える「12,566.8mg/kg」!これはかなり濃い温泉です‼
「高張性」の温泉なので”湯あたり””湯疲れ”には注意が必要です。しっかり水分補給しましょう(^^)/
まずは内湯ゾーン。
かなりシンプルで水風呂と天然温泉の湯船が一つずつ。天然温泉の浴槽の中で、深いゾーンと浅いゾーンが分かれており浅い方には下からブクブク泡が出るジャグジーゾーンもあります。
他には、体を洗う場所とサウナ(ドライサウナ)があるだけです。ちなみにサウナにはテレビは無く、『すこやか』は「ドライサウナ」で『うつくし』は「ミストサウナ」(塩あり)です。
洗い場にはシャンプー・リンス・ボディソープ、そしてシェービングフォームも置いてあります。
お湯は「白亜紀からの贈り物 美肌の湯」「お湯の羽衣」というだけあって最初入った時にヌルヌルッとした感じがします。重曹成分が豊富な感じが肌触りですぐ分かります!泉質は相当いいです(^^♪
露天エリアも『すこやか』『うつくし』で少し違います。
『すこやか』はかなり大きい湯船が一つだけ。『うつくし』は湯船が2つ。1つはジャグジーだそうです。
▼『すこやか』
▼『うつくし』
(画像出典:いよやかの郷HPより)
露天風呂も天然温泉ですが、内湯の方が少し温泉濃度が濃い気がします。内湯は加水しているかどうか不明ですが、露天はどうやら加水しているようですね。
低温泉なので加温は仕方ないですが、できれば加水はして欲しくなかったですね…
ちなみに内湯も露天もどちらも消毒(塩素系)しています。含鉄系の温泉とは違い、塩素臭が結構気になります^^;
あと、露天風呂はなんであんなに浅いんだろう??浸かってもお腹辺りまでしかお湯がないです^^;
普段は「源泉かけ流し」があれば源泉かけ流しの湯船、なければ露天風呂をメインに入ることが多いのですが、今回は温泉濃度の濃い内湯を中心に利用しました。
さすが高張性のお湯だけあって、長湯をすると湯あたり気味になりました。脱衣所に冷水機があって助かりました^^;
平日の15時という中途半端な時間に入ったこともありそんなに人はいませんでしたが、16時くらいになると宿泊者がかなり入ってきて少しだけ混み合いました。
お風呂場も脱衣所も結構狭いので人が集中する時間はゴミゴミします。
▼男湯の洗面所
洗面台にはドライヤーが4台(男女とも)しかないのでお風呂から出るタイミングを計らないと待たされることになります。
入浴料金:大人(中学生以上)700円、小学生400円、3歳~小学生未満200円
※大人のみ、別途「入湯税」50円必要。
大人は実質750円です。
天然温泉ですが、源泉掛け流しではなく消毒の匂い(塩素臭)がする温泉として750円はちょっと高く感じます^^;
今回は『関西ウォーカー』のクーポンがあったので400円で入れたんで良かったですが、通常料金ならわざわざ行かないかな?^^;
食事付の温泉なら「有馬街道温泉 すずらんの湯」、バーベキューやキャンプなら「るり溪温泉」のグランピングの方がオススメです(^^♪
ただ、泉質はホントに抜群に良いです!頑張って小さくてもいいから「源泉かけ流し」の浴槽を作ればもっと人気出ると思うんだけどなぁ~。塩素臭が気にならない人にはかなりオススメの温泉です^^;
宿泊・BBQ
いやよかの郷には宿泊施設もあります。本館に付随する宿泊棟「せせらぎ荘」と「ログコテージ」です。
「せせらぎ荘」は和室が13室、洋室が5室。
ログコテージは全部で5棟で、その内の1棟はバリアフリー対応だそうです。
平日の木曜日に行ったのですが、どちらも満室とのこと。人気ですね^^
ログコテージは素泊りプランだと1棟2名利用で、平日9450円(通常期:税別)とリーズナブル。
電気コンロや包丁・まな板、電子レンジなんかも備え付けられてるそうなので食材を買い込んで宿泊するのにいいですね♪
夏(7~9月)はナイトBBQがあるのでそちらを利用するのもいいかも。ただ夏季(7・8月)はコテージの利用料金が平日11550円(税別)にアップしちゃいますが^^;
営業期間:3月~11月
営業時間:11:00~17:00(最終受付16:00)
※夏季(7月~9月)のみ「ナイトBBQ」営業あり。17:00~21:00(前日までに要予約。受付時間17:00~19:00)
席数:38卓(約300名利用可)
料金(税込):
[基本プラン]手ぶらでバーベキュー:大人2800円、小人1500円
[得々プラン]BBQ+入浴:大人3500円、小人1800円(レンタルタオル料、入湯税込み)
その他、サイドメニューもたくさんあります。BBQ+温泉は楽しそうですね♪
他にはレンタル備品完備の「キャンプ」なんかもあります。(3月~11月)
ただ、駐車場代は要るし、何でもかんでもレンタルしてるとレンタル代でえらい高くなっちゃいます^^;
今は「グランピング」なんかもあるし、楽してキャンプするなら「るり渓温泉GRAX(グラックス)」を利用した方が絶対いいです‼
同じ会社が経営してるんだから、こちらもグランピングにしちゃえばいいのに^^;
牛滝温泉 四季まつり(旧:いよやかの郷)
*「牛滝温泉 いよやかの郷」は2019年2月28日に営業終了。現在、カメリヤ・プランニング運営「牛滝温泉 四季まつり」として営業(宿泊施設は7/1~)。
住所:大阪府岸和田市大沢町1156
TEL:072-479-2641
▼ 宿泊情報はこちら(2019.7.1.から宿泊開始)