2018年10月4日放送の「ヒルナンデス」。“この秋行きたい温泉&旅行のよくある質問”のコーナーで紹介された温泉に関するFAQをご紹介します。
温泉FAQ
日本人が大好きな温泉!
知っているようで意外と知られていないことが多いですが、ちょっと知っているとさらに温泉が楽しくなります♪
温泉って?
すごく基本的な質問ですが、意外と知られていません。
回答したのは、日本温泉協会副会長「前田 眞治」先生。
そこ切り取る?(笑)
日本には「温泉法」というものがあり、温泉がしっかり“定義”されています。
それによると、
*その他のガス:炭化水素を主成分とする天然ガスを除く。
温水だけでなく、物質の含有量など規定を満たせば水蒸気でも「温泉」と言えるということ。
東京都・青ヶ島にある温泉水蒸気を利用した「ふれあいサウナ」という施設があるそうです。
(1)源泉温度(温泉源から採取されるときの温度)が25℃以上
(2)次の物質のいずれか一つ含まれていること
・溶存物質(ガス性のものを除く。):総量1,000mg以上
・遊離炭酸(CO2)(遊離二酸化炭素):250mg以上
・リチウムイオン(Li+):1mg以上
・ストロンチウムイオン(Sr2+):10mg以上
・バリウムイオン(Ba2+):5mg以上
・フェロ又はフェリイオン(Fe2+,Fe3+)(総鉄イオン):10mg以上
・第一マンガンイオン(Mn2+)(マンガン(Ⅱ)イオン):10mg以上
・水素イオン(H+):1mg以上
・臭素イオン(Br-)(臭化物イオン):5mg以上
・沃素イオン(I-)(ヨウ化物イオン):1mg以上
・ふっ素イオン(F-)(フッ化物イオン):2mg以上
・ヒドロひ酸イオン(HASO42-)(ヒ酸水素イオン):1.3mg以上
・メタ亜ひ酸(HASO2):1mg以上
・総硫黄(S) [HS-+S2O32-+H2Sに対応するもの]:1mg以上
・メタほう酸(HBO2):5mg以上
・メタけい酸(H2SiO3):50mg以上
・重炭酸そうだ(NaHCO3)(炭酸水素ナトリウム):340mg以上
・ラドン(Rn):20(百億分の1キュリー単位)以上
・ラジウム塩(Raとして)
*上記は1kg中の含有量:1億分の1mg以上
温泉の効能
同じく、回答したのは日本温泉協会副会長「前田 眞治」先生。
ちょっとキレてるのかな?(^^;
含まれて成分が違うんだから効能が違うのは当たり前♪
これで終わったら何の参考にもなりませんが、その後、各症状に良いとされる温泉の例が紹介されました。
冷え性に効く温泉
温泉の泉質は「塩化物泉」。
塩類が多く含まれる塩化物泉には保温効果があり、肌が弱くなければ温泉を出たあと、洗い流さない方がより温まる。
例として挙げられた温泉は、静岡県「熱海温泉」。
▽熱海温泉「ATAMI せかいえ」
(出典:一休.com)
塩化物泉は海に近い温泉に多いです。
肌荒れに効く温泉
温泉の泉質は「酸性泉」。
殺菌効果で肌の汚れを落とす効果が期待できる。刺激が強いので、肌の弱い人は入浴後洗い流した方が良い。
例として挙げられた温泉は、群馬県「草津温泉」。
▽草津温泉「望雲」
(出典:一休.com)
不眠症に効く温泉
温泉の泉質は「単純温泉」。
例として挙げられた温泉は、岐阜県「下呂温泉」。
▽下呂温泉「湯之島館」
(出典:一休.com)
肩こりに効く温泉
温泉の泉質は「硫酸塩泉」。
例として挙げられた温泉は、群馬県「伊香保温泉」。
▽伊香保温泉「福一」
(出典:一休.com)
むくみに効く温泉
温泉の泉質は「硫黄泉」。
例として挙げられた温泉は、山形県「蔵王温泉」。
▽蔵王温泉「八右衛門の湯 蔵王国際ホテル」
(出典:一休.com)
正しい温泉の入り方
同じく、回答したのは日本温泉協会副会長「前田 眞治」先生。
●うっすら汗・・・体温約1℃上昇
●玉のような汗・・・体温約1.5℃上昇
温泉に入浴することによる体温上昇は、免疫力が上がり、健康増進が期待できるとのこと。
およそ4日間は効果が持続するそうです。
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