少年ジャンプで掲載中のバレーボールを題材にしたスポーツ漫画「ハイキュー‼」。
最新刊の19巻のネタバレ&感想の続きです。
≫【第163話 月の輪】~【第165話 一貫】はこちら
それでは、【第163話 月の輪】スタート!
【第163話 月の輪】~【第165話 一貫】は、ややじっくり書き過ぎたので、もう少し要約してみました^^;
っと思ったけど、難しいので普通に「あらすじ+感想」で^^;
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***ここからネタバレありの感想です***
【第166話 守護神と月明り】
烏野の守護神、と言えばもちろん「リベロ・西谷」。
僕がハイキュー‼で一番好きなキャラクターです(^^♪
第166話は、西谷が主役!イエーイ♪
第3セットを落とし、後がない烏野。
第2セット、最後にウシワカの強烈スパイクでフッ飛ばされた西谷。
怒る西谷。
「バレーでデカい奴が有利なのはどう足掻いても事実。
そんで今ここに奴(ウシワカ)よりデカい奴は居ない。
でもリベロには関係ない。
唯一奴と対等なのは俺なんです。」
痺れる言葉です。
東峰曰く
「・・・西谷は序盤よりかなりウシワカの強打に触るようになってる。
身体とか目は確実に順応してきてるんだと思う。
“左”に対してもな。
だから余計あと1歩で拾えないのが悔しいんだろう。」
負けず嫌いで自分に厳しい西谷。
ガンバレ~!
シーン替わって日向とウシワカ。
ウシワカが日向へ強烈な言葉を浴びせます。
「-あんあ動きをするなら、きっとレシーブもブロックも上手いのだろうと思っていた。
高さで勝負できないのに技術も稚拙でどうするんだ?」
直球で心を抉られショックを受ける日向。
後が無い烏野。
烏養コーチから皆に何やら具体的な対策が講じられたようです。
日向へは「ブロック」。
烏養コーチ「ほんのチョットでも『遅れた』と感じたら、すかさずソフトブロックに切り替えだ」
日向「“皿”ッスね!!」
これらのシーンは今後への伏線ですね。
さて、第4セット。
「このセットで終わらせる。」、とウシワカ。
「また帰りにしょっぱい飯食いたくなきゃあ、このセット獲るしかねぇぞ!」、と澤村。
白鳥沢・五色のサーブからスタート。
大きく外す「ホームラン」by天童
サーブチェンジ。
烏野・澤村サーブ。
月島から東峰へ何やら提案。
ウシワカにボールを集める白鳥沢に対し、月島・東峰の考えたブロックとは。
「2枚ブロックとなったら、いつもより少しだけ“クロス側を締める”」
3枚ブロック程コースを絞ることはできない。
しかしクロスを締めつつ、“守護神”の視界をクリアに!!
このシーン、痺れます。
西谷・月島「奴(ウシワカ)と対等なのは唯一俺(彼)」
西谷「その俺が何遍も負けてらんねえんだよ!!」
西谷ぃ~!!!
カッコよすぎで、この回終わり。
【第167話 個VS数】
西谷のスーパーレシーブからの攻撃。
東峰のスパイクで烏野ブレイク。
この2人の活躍、なんか好きです(^^♪
166話の伏線、第3セット終了後の烏養コーチの話の一つが明らかに。
「良いレシーバーは良いブロックがあってこそ」
「より活きる」
「-だぞ。疲れてきているだろうけども、ブロックを揃える事は意識してくれ。
バラバラのブロックじゃあ止められないだけじゃなくレシーブの邪魔にもなる」
「白鳥沢の“大砲”にチして“壁(ブロック)”がバラバラになり始めたら守備が崩壊すると思っていい」
「攻撃も守備も“数の有利”を作り出す事が勝つ道だぞ。忘れんなよ。」
烏養コーチは「数」を主張。
大して、白鳥沢の監督は、
「新しくトリッキーな技と連携。
ならばそれも、研ぎ澄まされた個の力で踏み潰そう。」
と、「個」を主張。
最後の烏養コーチの言葉が印象的。
「個人の身体能力・高さとパワー・・・
それだけが強さの証明なら
試合はもっと単純だよ。
でも そうじゃねえから奥が深く
そうじゃねえから面白いんだ」
全く、そのとおり!
白鳥沢の考えだと、自分達より身体能力が優れたチームが相手だと白旗挙げる。
より良い人材がいるチームが勝って当然、ということ。
どんな競技も毎回同じ人、同じチームが優勝するわけじゃない!
だから面白い!
【第168話 NOTミラクル】
167話で初めて「同時多発位置差(シンクロ)攻撃」が止められた烏野。
止めたのは白鳥沢の12番・川西。
今まで注目されていなかった選手です。
白鳥沢・天童曰く、
「相変わらず雑食ブロックだな!」
初めて出てくるキーワード「雑食ブロック」。
ん?どういうブロックなんだ??
と思ったら、次のページで同じく天童が説明してくれます。
「アイツ(川西)は基本的にリード・ブロック。
でも調子ノってる時は憶測(ゲス)ってるし
今回のチビ10番にはコミットで跳んでる。
負ける勝負はしないスタイルなんだよ。」
なるほど。
瀬見に「それ一番賢いじゃん」
と当然のツッコミを入れられる天童。
「うっせー!ブロックはどシャッてナンボだ!」
苦しい反論。憎めない天童^^;
ここで応援席。
嶋田マートと月島・兄が川西のブロックの解説をしていると、烏養じーさん登場。
烏養じーさんと白鳥沢の監督・鷲匠、因縁の仲だったようです。
烏養じーさん「相変わらず良い面子揃えてんだろうなあ、鷲匠先生」
皮肉だね。
鷲匠監督は烏野のことを、白鳥沢とは戦い方の違いはあるが力ずくで点を獲る事を好む「同類」と認め、
「これはコンセプトの戦いだわ。烏養とは昔っからそうだ」
宮城県内でのライバルだったようですね。
続けて、
「いい機会だ。高校生という今現在、どっちが強いか勝負」
このセリフ、ちょっと複雑です。
高校生以外での対決があったのか、自分達が高校の時からコンセプトで対決していたのか、わかりづらいですね^^;
ここで息子の烏養コーチ、
「バレーのコートってテレビとか観客席から見るとけっこう狭く見えんだけど
実際に立ってみると思いのほか広いんだ」
「どんな小さな事でもいい。
選手(コイツ)らの手の届かない場所を減らす方法。
ひとつでも 多く」
これは伏線かな?
澤村サーブに対し「変更ナシだ」
何か狙いがあるのでしょう。
「ウシワカがサーブレシーブに参加しないなら
牽制すべきはレフト!
そして一本でも多く
ウシワカに打たせろ!」
ウシワカに対して、あえて「打たせろ!」とはこれいかに。
月島・東峰が止めるのかと思ったら、あっさりブチ抜かれる烏野。
取っては取られ、試合は白鳥沢9-9烏野。
烏野・東峰サーブ。
ウシワカのスパイクに対し、月島のリードで3枚ブロック。
フッ飛ばされたボール、まだ生きてる!
追いかけ追いつく東峰!
これも烏養コーチの「対ウシワカ」戦略の一つ。
「ウシワカに完璧なトスが上がって、完璧にブチ抜かれたら、もうしょうがねえんだ。」
「残りの取り零しを如何に減らすか。」
「バックセンターの守備を一歩、下げる」
「たかが一歩、されど一歩だ!!」
反応の速い日向や田中だったから拾えた、ではない、
奇跡(ミラクル)じゃない一本を創る!
作戦、成功!!
烏養コーチ、やりますね(^^♪
【第169話 義翼】
烏養コーチの作戦が嵌り、ミラクルではない一本を創って反撃開始!
と思ったら、天童のゲスブロック!
「ミラクル・ボーイ Sa・To・Ri!!」
自画自賛の天童。
憎めないやつ^^;
そして、ウシワカの強烈サーブ!
スガさんの
「?ハァ~~??
デキスギかよ
デキスギ君かよ
ウシワカ君はよ」
このちょいちょい出てくる表情豊かな菅原、好きです(笑)
なんとかウシワカのサーブを一本で止め食い下がる烏野。
リベロ西谷OUTで月島サーブ。
前衛に向かう日向に対し、月島が一言。
「チョット。君が前衛の時に点稼いでくれないと始まんないんだけど?」
怒るのかと思ったら
日向「おおよ」
何かやってくれそうな感じ。
・・・やってくれました!
ウシワに言われた「高さで勝負できないのに、技術も稚拙でどうするんだ?」
に対し、心の中で相当煮えくりかえっていたようです。
日向「ああくそ、でっけえのうらやましい!!」
「うらやましいけども!!!」
何かする!
何するんだ、翔陽!!
まさかの、ブロックなのに、まるでスパイクの助走!
烏養じーさん「-助走こそ、人工の翼」
翔陽のブロック成功!
「羨ましい、けども」
「高さで勝負しないとは、言ってない!!」
最後にスカッとする回でした(^^♪
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【第170話 アイデンティティ】
日向のブロックで、見事ブレイク!
調子に乗る日向!
もういっかい!!
「タッチネット!」
デスヨネー!!
澤村「どんまい」
影山「勢い考えろ、この、ボゲ、がっつ」
対照的だね(笑)
烏養コーチからの伝言を伝える西谷。
「ジャンプの理想は上に飛ぶ事だけど、
とりあえず今は横に流れてもいい。
その代わり」
田中・影山「サイドが支える」
理解が速いですね。
必死に飛びまくる翔陽!
相手チームから「見てるだけで疲れますね・・・」と言われるくらい動いている翔陽。
この直向きさが好きなところ。
なかなか2度目が決まらない日向。
白鳥沢・ウシワカのバックアタック!
ここで田中がカッコイイ。
「来い日向」
「俺が」
「支える!!!」
日向のワンタッチ!
影山「ヘバってんじゃねえぞ!!」
ドSです(笑)
これは日向の「最強の囮」への激励。
それを理解している日向。
いいコンビです。
(日向の心の声)「存在を主張し続けろ!!」
サイドに走る日向。
釣られる天童、「そっちから逆サイドかよ?!」
囮成功!
田中のスパイクが炸裂!烏野ブレイク!
で、次回に続く。
【第171話 どいつもこいつも負けずぎらい】
歓喜に沸く烏野応援団。
烏養コーチ「田中よく支えたァ!!」
田中「後輩を 支えてこその 先輩だ」
菅原「五・七・五!!」
出ました、スガさんのツッコミ(笑)
流れは烏野。
日向の疲れが気になるところ。
ここで烏養じーさんの心の声。
「今だ、今行くんだ」
「これが“好機”というものだ。
ここまで然程警戒されていなかったであろうチビ太郎(日向)のブロックは
必ず相手を揺さぶっている。
それ自体は細やかな亀裂であっても
追い風は確実に吹いているぞ」
半歩リードの烏野。(白鳥沢20-21烏野)
もう1回連続得点(ブレイク)がないと勝てないが、白鳥沢はエース・ウシワカがあっさり得点。
白鳥沢・瀬見の強烈なサーブで西谷のレシーブが乱れる。
崩されてからまさかの影山+日向の高速攻撃。
天童曰く、
「ここに来ても動きキレッテキレ。
スタミナ妖怪だな。」
画では表現しきれない日向の運動量の凄さを物語っています。
白鳥沢21-22烏野となり、西谷OUTで月島IN。
日向サーブのところ、メンバーチェンジで山口のサーブ。
ジャンプフローターサーブで決めるのか?
サーブの前に月島が影山に声を掛け、何やら相談。
影山「・・・俺はできる。てめーはできんのかよ」
月島「まあ赤葦さん(梟谷のセッター)とちょっとね」
梟谷のセッターと練習したという月島に対し、「クソ羨ましい」と影山の心の声。
影山って練習に対してホントに貪欲だよね。
山口のサーブはウシワカ狙い。
烏養コーチの狙いは2つ。
サーブで崩せれば、ウシワカの背後からトスが上がる確率が高い。(最も打ち辛いトス)
あるいは、ウシワカ自信にフォローさせる事ができる。(こちらが本命)
結果は、本命キターッ!
ウシワカの2段トス!
五色のスパイクをワンチで、チャンス到来!!
ここで影山+月島のコンビプレー炸裂。
月島、更に覚醒!一人時間差!!
「合宿で新技仕込んで来たのは、君だけじゃないんだよ、日向」
日向には敵わない相手から意識するライバルへ!
しかし、月島。
君は合宿で最後の方しか自主練してなかったじゃないかぁ!!
もともと才能もあるんでしょうね。
月島の活躍が目立った巻でした(^^♪
さて、白鳥沢21-23烏野。
ブレイクなるか?!
続きが気になる!!