京都競馬場の帰りに寄れる京都・伏見の酒蔵巡り。
愛馬エバーハーモニーを応援しに京都競馬場に行ったので、久しぶりに寄ってみることに。
京都競馬場は京阪電車「淀駅」が最寄り駅。
その淀駅から京都方面に1駅のところにある「中書島」、その次が「伏見桃山」。
今回は、中書島駅~伏見桃山駅にある酒蔵を巡ってみました。
京都伏見の酒蔵巡り
京阪電車「中書島駅」。
宇治線への乗換え駅でもあり、特急電車も止まるプチターミナル駅です。
ちなみにお隣「伏見桃山駅」は準急までしか止まりません。
なんとなく、普段京阪を使わない人間としては「伏見桃山」の方が大きい駅なようなイメージがあるのは地名が有名だからかな?
駅から出ると「伏見みどころガイド」ってのがありました。
これは参考になりますね。さすが世界に誇る観光地・京都です!
今回は「伏見みどころガイド」から
▶ 長建寺
▶ 十石舟
▶ 伏見の酒蔵群
▶ 寺田屋
を訪れてみることに。
さて、出発。
長建寺をまっすぐ目指そうかと思ったのですが、ちょっと寄り道。
関西テレビ「ちゃちゃ入れマンデー」の2015年11月17日放送で取り上げられたお店「つけ麺きらり」。
空いてるようなら一杯食べよっかな?と思ったけど、TV効果なのか結構な行列。
はい、次行こう!
とりあえず長建寺を目指します。
その途中、すっごく気になる建物を発見。
旅籠「くれたけ庵」。
旅籠(はたご)って漢字のテストで出るので覚えたけど、実際見るのは初めて^^;
全て要予約ですが、食事も宿泊もできるそうです。
ちょっと興味があります。メモメモ。
≫ 予約はこちらからできます「旅籠くれたけ庵」
長建寺
山門の横に石碑「厄除開運・弁財天」。
京都で唯一「弁財天」をご本尊とする珍しいお寺だそうです。
早速入ってみます。
入ってすぐ左手に謎の建物。鐘?
「三十石舟に時を知らせた」と書いてあるので鐘のようです。
ジュディ・オングさんの言葉「山門迎福」。
どうやら「魅せられて」で有名なジュディ・オングさん縁のお寺のようです。
御朱印を戴こうと思ったのですが、プリント(300円)だったのでご遠慮しときました^^;
ジュディ・オングに何の縁があるのか、いまいちわかりません^^;
それ程大きくないお寺ですが、京都というか日本っぽくない感じがしました。
ジュディ・オングの影響かな?^^;
十石舟
長建寺の対岸に乗り場があります。
柳がいい感じです。
時代劇に出てきそうですね^^
乗り場に行くには橋を渡らないといけないようです。
橋の上から見た舟。
紐に繋がれてるようです。営業してないのかな?
【十石舟】
酒蔵と水辺が美しいコース。優しい風に吹かれながら港町伏見が楽しめます。
・乗り場:左階段を下り、橋をくぐり川沿いを西へ約30m
・料金:大人1,000円(中学生以上)・小人500円(小学生以下)
※身体障害者割引(半額)
※団体割引(10名以上利用の場合、一人あたりの乗船料5%OFF)
定員:15名
・運航期間:平成27年4月1日~11月30日
※8月は1日(土)・2日(日)、13日(木)~16日(日)のみ運航
・運休日:月曜日(祝日を除く)
※4月・5月・10月・11月は休まず運航
※伏見万灯流しの日(8月上旬予定)は運休
※なお、安全上の都合により運休日は急遽変更になる場合もあり
・乗船時間:約55分(往復)
※月桂冠大倉記念館裏乗船場 発→三栖閘門下船(三栖閘門資料館見学)→乗船→月桂冠大倉記念館裏乗船場 着
・出航時間:
10:00、10:20、10:40
11:00、11:20
13:00、13:20、13:40
14:00、14:20、14:40
15:00、15:20、15:40
16:00、16:20
※夏季夜間のみ運航期間あり
※11月24日~11月30日は15:40が最終便となる
十石舟のほかに「三十石舟」ってのも近くにあるみたいです。
あんまり運航してないし、本数も少ないようですね^^;
【三十石舟】
広々とした船内でゆったりと水辺を巡るコース。約三十名様の団体で乗船可能です。
・乗り場:寺田屋の近く
・料金:大人1,000円(中学生以上)・小人500円(小学生以下)
※身体障害者割引(半額)
※団体割引(10名以上利用の場合、一人あたりの乗船料5%OFF)
定員:30名
・運航期間:
平成27年4月1日~5月6日の土日祝
10月10日(土)・11日(日)・12日(祝)
11月1日(日)・3日(祝)
・運休日:毎週月曜日~金曜日(祝日を除く)
※なお、安全上の都合により運休日は急遽変更になる場合もあり
・乗船時間:約40分(往復)
※寺田屋浜乗船場 発→三栖閘門下船(三栖閘門資料館見学)→乗船→寺田屋浜乗船場 着
・出航時間:
9:35、10:35、11:35、13:35、14:35、15:35
伏見の酒蔵群
十石舟は時間がかかるので、とりあえずスルーして酒蔵群を散策。
趣のある素敵な町並みです。
お酒好きなので、飲めるところを探してみました。
まず立ち寄ったのが「月桂冠大倉記念館」。
月桂冠、有名ですよね^^
【月桂冠大倉記念館】
・ガイド
酒どころ伏見を象徴する景観として多くの人達が訪れるこの一帯は「重要界隈景観整備地域」に指定され、また「京都百景」の一つとして親しまれています。
月桂冠は1637年(寛永14年)、この地で屋号「笠置屋」酒銘「玉の泉」として創業。以来、伏見城外堀に面した大倉家本宅や酒蔵、旧本店など、江戸後期から今日に至る建物が歴代当主によって築かれ、今日に伝わっています。
酒の博物館「月桂冠大倉記念館」は、かつての酒蔵を活用し、1982年(昭和57年)に開館。
酒造り唄の流れる館内には、「京都市指定・有形民俗文化財」の酒造用具類をはじめ、明治期のびん詰め商品や懐かしいポスター、写真等を展示しており、ご見学後はきき酒もお楽しみいただけます。
平成19年経済産業省から「近代化産業遺産」に認定されました。
開館:9:30~16:30
休館:盆・年末年始
入館料:大人=300円、中学・高校生=100円(税込・お土産付き)
※団体(15名以上)並びに「月桂冠酒香房」(酒造り)の見学は要予約
TEL:075-623-2056
近くにカフェがあるとの話を聞き、移動。
「月桂冠の旧本店社屋」を活用したおくつろぎ処・おみやげ処「伏見夢百衆」に寄ってみました。
年代物の建物で1993年(平成8年)まで実際に本店の営業と経理の事務室として使用されてたそうです。
カフェとして活用されているようなので、とりあえず入ってみることに。
酒どころ伏見17蔵元の飲み比べができるようなので、休憩も兼ねてカフェに。
店内の雰囲気は落ち着いていてクラシカル。タイムスリップしたような錯覚に陥ります。
まずは「伏見の清酒・きき酒セット」。
大吟醸の期間限定セット(1000円)の他、750円のセットが4種類。
どれも京つけもの付、とのこと。
悩んだ末に「はんなり」のセットを注文しました。
「豊祝」吟醸酒:
やや辛口。あっさりとした口あたりで、伏見の水の優しく、軽やかな味わいが印象的
・「日出盛」純米吟醸・桃の滴
やや辛口。西岸寺(伏見)で詠まれた松尾芭蕉の句に由来。ほのかな吟醸香と上品で端麗な味わい。
・「慶長」純米吟醸酒・慶長小判
やや辛口。あっさりとした口当たりとまろやかなのどごし。フルーティで華やかな吟醸香。
個人的な好みとしては「豊祝」が好きかな?
どれも口当たりが良くてフルーティー。女性も飲みやすいと思います。
しば漬けとの相性もグッ!
少し歩き疲れたので、甘いものも一つ。
「和晃の酒まん」も気になったのですが、ここは「吟醸 酒カステラ」と水出し珈琲とのセット(900円)を注文。
しっとりとした食感と上品な甘さのカステラ。水出し珈琲の苦みとすっごい合います♪
日本酒も入っているからでしょうか、お酒と合わしてもまた味わい深いです。
ゆっくり利き酒してたら1時間くらい時が経っててビックリです^^;