谷崎潤一郎の妻が愛し食した老舗のうどん屋さんが大阪・池田にあるという。現存する店としては大阪最古のうどん店。創業は江戸末期・元治元年(1864年)。気になったもんで、早速お昼に行ってみました。
大阪・池田のうどんの名店「吾妻」
由緒ある老舗うどん屋さん、その名は『吾妻』(あづま)。
お店に着いたのは11:30。
お店の外には行列がありません。
しかし外観からして老舗感ありますねぇ~。
お店に入って驚き。
早い時間の、しかも都会でもなんでもない池田の外れのお店なのにお客さんが一杯です。
お店の中で少し待たされました。
待っている間にもお客さんが入って来ました。
大行列、とはなりませんが、さすが人気のようです。
テーブルに案内され、早速注文。
まずは一番気になっていた吾妻の名物うどん。
谷崎潤一郎の妻が食したということでメニューの名前になったという『ささめうどん』(700円)です。
谷崎潤一郎の妻をモデルにしたという「細雪(ささめゆき)」のタイトルから「ささめ」を名付けたようですね。
細麺なのは偶然なのかな?それとも細(ささめ)だからなのかな?
そして何より出汁が旨い!
しかも出汁はあんかけ、これが意外過ぎてかなりビックリ!
冷めにくいので猫舌の僕としてはなかなか食べれないのが辛いですが、細いうどんとよく絡んでこれが旨い!
すりごま、塩昆布、おろし生姜がそれぞれいい味を出しており、出汁と上手く調和して旨さがボトムアップされています。
優しい味で、ほっこりするうどん、『ささめうどん』大好きです!
あまりに美味しいので、スープも全部飲んじゃいました(^^♪
気になるメニューパート2『冷やしささめきつね』(750円)。
『ささめうどん』と同じ細麺を使用したぶっかけうどんです。
6代目の店主が考案したメニューだそうです。
おろし生姜にすりゴマ、てんかす、ねぎ、かまぼこ、そして最大の特徴となっているのが「甘あげ」。
思った以上に甘いお揚げさんで、最初食べた時は少し意外に思いましたが、余ったるいのではなく癖になる甘さ。
ぶっかけうどんにピッタリです。
定食はなかったので、単品ですが『かやくご飯』(中)を注文。
うどん屋さんの『かやくご飯」って美味しいですよね♪
お米だけでなく、人参や牛蒡、鶏肉、油揚げに上品な出汁がしっかり染み込んだ数量限定の『かやくご飯』。
これもかなりオススメです!
店内は結構広く28席あります。
ただ2人でもテーブルに案内してくださるので、席数に比べて席に座れる人数は少なくなるので時間によっては混みやすいかも。
ゆっくり広々食事できるので個人的には嬉しかったですけどね^^;
専用駐車場もありますが、台数は限られているので無理でした。
近くにいくつかコインパーキングがあるので、そちらへどうぞ。
名物「ささめうどん」以外にも実はメニューが豊富です。
夏場は夏季限定の「さっぱりおろし冷やしうどん」と「清涼やまかけ冷やしうどん」があるそうです。
どちらも「平打細麺」だそうで、こちらも気になりますね~
※2016年9月30日「大阪ほんわかテレビ」で紹介されました。
(あまから手帖編集顧問門上武司、りりぽんことNMB48須藤凜々花ちゃんがナビゲート。)
※2011年12月11日「ジャルやるっ!」で紹介されました。
「ご予約戴いております!」のコーナーで、ジャルジャルと狩野英孝が来店したようです。
*2017年11月21日 関西テレビ「ちゃちゃ入れマンデー」で紹介されました
*2017年12月14日 MBS毎日放送「ちちんぷいぷい」で紹介されました
*2018年2月21日 MBS毎日放送「魔法のレストラン」で紹介されました
*2019年1月23日 朝日放送「今ちゃんの実は…」で紹介されました
ちなみに「吾妻」も「京阪神から行く おいしいドライブ」で紹介されています。
先日アップした「自然食レストランばんまい」&「カフェ三菓亭」と同様、「いつもの道は、おいしい国道。」の国道176号線のページに掲載されています。
前回は1勝1敗でしたが、この「吾妻」さんは完全にお薦め!
これでトータル2勝1敗ですね~
住所:大阪府池田市西本町6-17
TEL:072-751-3644
営業時間:10:30~18:00(L.O. 17:45)
定休日:火曜日 *祝日の場合翌日(不定休有り)
席数:28席 (テーブル20席、座敷8席)
タバコ:全面喫煙可
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