シャア・アズナブルの発言が気になったもんで買った『シャア・アズナブル全発言』。
Chapter:1「機動戦士ガンダム」編の続きをご紹介。
今回もセリフを4つご紹介しますね。
Chapter:1-5 「慌てるな。下手に動くとかえって当たる。人間みたいな小さな目標に、そうそう当たるもんじゃない」
Chapter:1-6 「見せてもらおうか、連邦軍のモビルスーツの性能とやらを」
Chapter:1-7 「ば、馬鹿な、直撃のはずだ」
Chapter:1-8 「当たらなければどうということはない。援護しろ」
シャア・アズナブル
Char Aznable
年齢:20歳(宇宙世紀0079)
身長:175cm
体重:不明
所属:ジオン公国軍(少佐⇒大佐)
搭乗機:
・シャア専用ザク[MS-06S] ・シャア専用ズゴック[MSM-07S] ・シャア専用ゲルググ[MS-14S(YMS-14)] ・ジオング[MSN-02]
「慌てるな。下手に動くとかえって当たる。人間みたいな小さな目標に、そうそう当たるもんじゃない」
(第2話「ガンダム破壊命令」)
シャアはザクの補給を待つ間、スペース・コロニー群サイド7に部下とともに潜入。ホワイトベースの近くで写真を何枚も撮影するが、銃撃戦にてカメラは破壊され、全員で宇宙へと撤退する。
[コメントメモ]
生身での潜入作戦で、敵の新造艦(ホワイトベース)に近づくシャア。
激しい銃撃戦を華麗に避けつつ、部下と宇宙空間へ脱出。
ビームを乱射するガンダムに対して慌てる部下に、冷静にこの言葉を言い放つ。
自分の体の近くをビームが飛び交えば、慌ててしまうのが当たり前。
しかしシャは、的の小ささ故に当たらないと一蹴。
少人数のゲリラ潜入が有効だと、敵味方双方に知らしめる結果となった。
言い得て妙。
射撃でも弓矢でもより遠く、より小さな的を当てるのは難易度が上がっていくもの。
広い宇宙空間で人間大をドンピシャで当てるなんて至難の業、ですよね^^;
こういう冷静な判断や指示ができるのがシャアの魅力の一つです。
「見せてもらおうか、連邦軍のモビルスーツの性能とやらを」
(第2話「ガンダム破壊命令」)
サイド7潜入作戦からの撤退後、ザクを宇宙で受け取り、通常の3倍のスピードで敵へと接近する。
[コメントメモ]
潜入作戦によりホワイトベース(木馬)の撮影に成功したシャアだが、発見されカメラを破壊され宇宙へ撤退。
しかし、宇宙でザクを受け取り、通常の3倍のスピードで接近し、ついにガンダムと対峙する。
「お手並み拝見」と言わんばかりの上からのセリフではあるが、歴戦の雄たるシャアからすれば、それも当然のこと。
軽く捻る気満々だったが、この後まさかの展開にシャアは驚愕してしまうのであった。
1年戦争の緒戦、ルウム戦役において赤いザクIIで戦艦5隻を撃破したことで連邦軍に恐れられていたシャア。
「で、でもブライトさん、このスピードで迫れるザクなんてありはしません」
「一機のザクは通常の三倍のスピードで接近します」
このセリフもすっごく有名。
シャア=赤=3倍、はガンダムファンでなくても知っている人も多いのでは?
ガンダムスクエアのグッズやガンダムカフェのメニューでも「シャア専用」「3倍」の文字が飛び交ってます(^^♪
そんなシャア専用ザクで登場したシャアの有名なセリフがこれ。
連邦軍のセリフと自身のセリフとでシャアの凄さ、底知れぬ強さがかなりボトムアップされました。
日常会話でも「見せてもらおうか、〇〇の性能とやらを」は使えるシャア用語。
「ば、馬鹿な、直撃のはずだ」
(第2話「ガンダム破壊命令」)
偵察隊脱出後、宇宙で自身のザクを受け取り3倍のスピードで敵に接近。
「赤い彗星」の異名を持つシャアが、余裕しゃくしゃくで対峙したガンダムだったが、その性能に驚愕する。
[コメントメモ]
ようやくお目見えしたガンダムとの対決に、性能を確かめようと自信満々で挑むシャア。
いつものようにザク・マシンガンを素早く構えてガンダムに当てるが、ダメージゼロの様子に驚きを隠せない。
直撃してもビクともせず、運動性でも上回る相手というのは、過去の戦いの中では存在せず、全く未知の経験。
これまでずっと余裕の態度を崩さなかったシャアが、初めて見せた焦りの姿だった。
ドズル中将から「できるならそのモビルスーツを手に入れろ」と言われ「やってみます」と答えたシャアとしては様子見~拿捕の流れをイメージしていたはずだが、ガンダムの予想外の性能の高さに驚きを隠せない様子を表現。
「ば、馬鹿な、〇〇のはずだ」は日常でも使えるシャア用語の一つ。
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「当たらなければどうということはない。援護しろ」
(第2話「ガンダム破壊命令」)
「赤い彗星」のシャアが、いよいよガンダムと対峙。
しかし、耐久性能も運動性能もはるかにザクを凌ぐその性能に驚愕するばかり。
遅れて戦場に到着したスレンダー軍曹に援護を要請する。
[コメントメモ]
ガンダムの性能を確かめるべく、自信満々で挑むシャア。
しかしガンダムは、ザクのマシンガンが直撃してもビクともせず、運動性もシャアのザクを上回っていた。
ようやく追いついてきたスレンダー軍曹に、後ろに回り込むよう要請。
委縮するスレンダーに「当たらなければどうということはない。」と究極の仮説を言い放つシャア。
彼のような操縦技術があれば、そうであろうがスレンダーの技量ではたった一撃で撃沈。
自分ができることは他人にもできる、と勘違い。
他人に同じ技量を求めることは仕事でもよくある失敗の一つ。
ガンダムのパイロットが素人であることを見切ってのことだったのでしょうが失敗でしたね。