和歌山県の南、いわゆる南紀の天然温泉で西日本最強クラスのアルカリ性温泉がある!その名を「日置川温泉」。そんな気になる情報を入手したので、和歌山の実家に寄った際、足を運んでみることに。
リヴァージュ・スパ・ひきがわ
「pH値 10.1」。
そんな驚異的な数値を叩き出す温泉があるのは、和歌山の代表的観光地「白浜温泉街」から更に南に下った、白浜町の南端に位置する小さな町です。(「日置川(ひきがわ)町」は2006年に「白浜町」と合併。日置川町は廃止。)
白浜の温泉街から国道42号線をずーっと走っていると、右手(海方向)に見えてくるのが目的地『リヴァージュ・スパ・ひきがわ』。
日置川温泉(渚の湯)に入浴できる唯一の施設です。
外観・周辺
国道から少し奥まった場所にある宿泊施設。
南国風の建物は、沖縄にありそうなリゾートホテルみたいな外観です。
駐車場に車を停め、車から降りるとふわっと潮の香りが♪
「リヴァージュ・スパ・ひきがわ」の目の前は美しい砂浜♪ 台風や高波の日は怖いだろうな、と思うくらいシーサイドなホテルです。
夏に来たら、海で泳いでからの温泉、なんて楽しみ方もできますね(^^♪
この日はあいにくの天気でしたが、それでも美しく、潮騒がなんとも心地良い浜辺。
写真左に見える熊によく似た岩は「ベアーズロック」と呼ばれています。
また、敷地内に無料で利用できる足湯もあります。
残念ながら、訪れた日は台風の後で営業していませんでしたが、晴れていればこんな感じの足湯だそうです。気持ちよさそう♪
(出典:一休.com)
「リヴァージュ・スパ・ひきがわ」の近くに道の駅「志原海岸 海来館」があります。
ここの名物は「あゆチョビ」。
日置川で獲れた天然鮎を使ったアンチョビ。2015年にJAL国内線ファーストクラスの機内食に採用されたくらい人気の商品。
かなり人気ですが、生産量が少ないので、購入できたらラッキーです♪ (僕は買えませんでした(^^;)
MBS「ちちんぷいぷい」“湯治場巡り~和歌山編”で紹介されました。
≫≫ 機内食になった珍味?&海に沈む郵便ポスト~ちちんぷいぷい“湯治場巡り”和歌山編(2018/1/11)
日帰り入浴
日帰り入浴が利用できる大浴場は建物の2階。宿泊客も同じ大浴場を利用します。
1階ロビーに下駄箱があるので、靴を脱ぎ、ロッカーへ預けます。(100円硬貨が必要。開ける際に返却されます。)
入浴受付も2階。階段の奥にエレベーターもあります。
2階に上がると左手に券売機があります。利用券(大人650円)を購入し、受付へ。
記念になるので「フェイスタオル」(200円)も買いました♪
脱衣所はゆったり広い。脱衣所のロッカーも100円コインが必要です。(帰りに返却されるタイプです。)
大浴場はこんな感じ。
(出典:一休.com)
入口入ってすぐに「足つぼ湯」。そんなに痛くないです(^^;
(出典:一休.com)
「大浴槽」、その横の「源泉湯」、「露天風呂」が温泉になってます。また、この日だけかな?「薬草風呂」の1つも源泉湯になってました。
▽薬草風呂
(出典:一休.com)
サウナはドライサウナ。最近はテレビがあるサウナが多いですが、ここはテレビは置いて無かったです。
やっぱりオススメは「源泉湯」。
強アルカリ性の柔らかい湯触り、単純温泉ですが重曹成分(ナトリウムイオン・炭酸水素イオン)も多く含んでいるので、美人の湯特有のトロッとした感触もあります。
「源泉湯」はもちろん源泉かけ流し。源泉温度の34.4℃のぬるめのお湯でのぼせることなく、長い時間のんびりと極上の温泉を満喫できます(^^♪
(出典:https://www.rivage-spa-hikigawa.jp)
「露天風呂」もオススメ。
海が本当にすぐ近くなので、砂浜へ打ち寄せる波の心地の良い音をBGMに温泉を楽しむことができます♪
(出典:一休.com)
ただ、「露天風呂」は源泉そのままではなく加温しています。しかも少し熱め。長時間の入浴はちょっとしんどいかな(^^;
「源泉湯」があまりに気持ち良かったので、結局2時間くらい大浴場に滞在。そのほとんどが「源泉湯」。源泉湯で知り合った地元のおじさん。温泉が好きで和歌山のいろんな温泉を巡っているそうですが、日置川温泉が一番好きなんだそうです。おじさんと話が盛り上がったので長時間浸かっていたはずが、かなり短く感じました(^^;
お肌がツルツル&スベスベ、さらに肌の張りが増し増した!しかも何日かその状態が維持されるという恐るべし湯力!!
近くにあったら間違いなく通いますね(^^♪
次回は、天気の良い日の夕方に入浴してみたいです。太平洋に沈む夕日を見ながら温泉、最高ですね♪
●入浴料:大人(中学生以上)650円、小学生300円
●利用時間:11:00~21:00(木曜 15:00~21:00)
源泉名:渚の湯
泉質:アルカリ性単純温泉(アルカリ性・低張性・温泉)※pH:10.1
泉温:34.4℃
湧出量:195(L/分)
宿泊施設
今回は日帰り入浴を利用しましたが、宿泊もできます。
客室数は全部で20室。全室オーシャンビュー!
(出典:一休.com)
夕食は和を中心とした「創作会席」。季節の海の幸・山の幸・川の幸を活かした旬の味覚が楽しめる。
(出典:一休.com)
朝食は和・洋の両方が用意されたビュッフェスタイル。
(出典:一休.com)
日帰り入浴客が利用できない宿泊者専用の時間帯「22:00~23:00」「6:00~9:00」の入浴がオススメ。特に夜間はイカ釣り漁船の光が幻想的なんだとか。
今回は宿泊する時間的余裕がなかったですが、今度は宿泊もいいかも。
じっくり温泉を楽しんだ後に、美味しい料理とお酒を満喫…最高ですね!!
「リヴァージュ・スパ ひきがわ」は、MBS「ちちんぷいぷい」“湯治場巡り~和歌山編”で紹介されました。
住所:和歌山県西牟婁郡白浜町日置1013-25
≫ アクセスMAP
TEL:0739-52-2370
日帰り入浴:11:00~21:00(木曜 15:00~)
[チェックイン]15:00~ [チェックアウト]~10:00
総客室数:20室
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